インテリアデザイナーのDAIKIです。最近AutoCADの更新が近づいており、サブスクの運用に非常に悩んでいます。私のメイン業務は、空間デザイン。建築や機械のようにBIMに移行する程ではないので、もうしばらくは2DCADで生きていこうと思うのですが、毎年8万近くの出費は大きい・・・
色々ネットで代替CADを探している中で、BricsCADの存在を知りました。
AutoCADと高い互換性(.dwgファイル)を誇りながら永久ライセンスがあるとのことで、私のようなフリーランスによっては非常に魅力的。
導入検討にあたり、BricsCADについてコスト面や環境面について調べてみました。
※機能や操作性の話は、また次回
コスト比較 2025年
AutoCAD ¥77,000/1年(月額の場合¥9,900円)
BricsCAD Lite ¥47,300/1年
BricsCAD Pro ¥66,000/1年
BricsCAD Lite ¥103,675(永久ライセンス)
BricsCAD Pro ¥157,300(永久ライセンス)
※税込み表記
※BricsCAD Liteは2D作図のみ。Proは、2D・3D対応。
両社、他にもプランがありますが、一般的な2D・3DCAD機能のみ利用した場合の価格です。AutoCADは、2D・3D両方使えて年間77,000円。BricsCAD Liteで、2D限定の運用をする場合は、年間30,000円近くの削減ができます。
BricsCADの日本公式サイトでは、税抜表記で金額記載しているので、注意です。
また、BricsCAD Liteの永久ライセンスは、AutoCADの2年分よりお得。BricsCAD Proの永続ライセンスは、3年利用してAutoCADよりお得になる感じですね。デザイナーやCADオペレーターが複数人在籍する事業者様にとっては、BricsCAD切り替えによるコストカットの恩恵が大きいですが、Pro版はAutoCAD2年分より高いとなると悩みます・・・
BricsCADのバージョンと保守費について
せっかくBricsCADを導入するのであれば、永久ライセンスで利用したいですが、バージョンの更新やサポート体制についても気になるところ。
BricsCADは、AutoCAD同様に毎年バージョンアップがあります。永久ライセンス購入時点でのバージョンになるため、毎年自動且つ無料でバージョンが更新されるわけではありません。
ただ、永久ライセンス購入時に1年間のBricsCAD Maintenance(保守)が含まれ、次のバージョン更新は対応できます。公式HPの情報によると、2年目以降の保守は、Liteで保守費年間23,925円。Proで、年間36,300円。
上記の保守費は、1人で使用するシングルライセンスの場合で、ネットワークライセンスの場合は、更に保守費が上がります。
保守を継続したい場合、AutoCAD年間費用の40~50%程かかるイメージです。
コスト重視のユーザーにとって、保守を任意選択できるのは嬉しい。
BricsCAD Maintenance | BricsCADを最新の状態に保つ
ちなみに、BricsCADのバージョン更新時期は、毎年10月頃。日本語版は、少し遅れて11月頃になることが多いようです。
学習環境について
結論ですが、AutoCADに比べて学習環境は少なく、出版されている教材は少ないです。
また、日本語で書かれた建築や土木、機械など各専門に特化したBricsCADの操作情報も乏しいので、CAD初学者にとっては抵抗があるとは思います。
私自身はテキストを一冊購入して、体験版を操作しているのですが、AutoCADと操作性が似ている点が多くあり、難しい操作でなければ問題なく利用できるかなという感想。



外国語が主ですが、BricsCADのラーニングサイトや、日本拠点の方々によるnote投稿などがあるので、独学の場合は有効活用したいですね。
BricsCADへの期待
これからだとは思いますが、BricsCADユーザーのコミュニティや投稿が増えると代替ソフトとしてさらに盛り上がりを見せると思います。
やはりDWGデータをシームレスに活用でき、コストを抑えられるのは非常にメリットがあるので、移行を前提にBricsCADを利用していきます。